松井秀喜氏やダルビッシュ、トリプルスリー達成者も…“寅年ベストナイン”を独自選出

松井秀喜は日米通算507発、秋山幸二は1989年にトリプルスリー

〇三塁手:大島康徳(1950年生まれ、2021年死去)
 中日、日本ハムで活躍。三塁の他、一塁や外野などをこなし、1983年に36本塁打で本塁打王に輝いた。NPB通算2638試合出場、2204安打、382本塁打、1234打点。日本ハムで3年間監督を務めた。

〇遊撃手:和田豊(1962年生まれ)
 堅実な守備とシュアな打撃で阪神一筋17年間プレー。通算1713試合出場、1739安打をマークした。1993年にリーグ最多の161安打(当時連盟表彰なし)をマーク、ベストナインに2度、ゴールデングラブ賞に3度輝いた。2012年から4年間、阪神を率いた。

〇外野手:松井秀喜(1974年生まれ)
 星稜高から1992年ドラフト1位で巨人入団。本塁打王3度、打点王3度、首位打者を1度獲得するなど主砲として活躍した。2002年オフにFA権を行使してヤンキースに移籍。2009年にワールドシリーズMVPに輝いた。国民的人気を誇り、2013年に国民栄誉賞を受賞した。日米通算2504試合、2643安打、507本塁打、1649打点。

〇外野手:秋山幸二(1962年生まれ)
 ドラフト外で1980年に西武入団。桁外れの身体能力を武器に頭角を現し、1987年に43本塁打でタイトル獲得。1989年にトリプルスリーを達成するなど西武黄金期の中心打者として活躍した。93年オフに大型トレードでダイエー(ソフトバンク)に。主将として1999年のダイエー初優勝に貢献するなど、“常勝軍団”の基礎を築いた。NPB通算2189試合、2157安打、437本塁打。2010年から5年間ソフトバンクを率いた。

〇外野手:広澤克実(1962年生まれ)
 明大から1984年ドラフト1位でヤクルトに入団。1991年、93年に打点王を獲得するなど、中心打者として活躍。ベストナインも4度(外野手で3度、一塁手で1度)受賞した。94年オフにFA権を行使して巨人に移籍。2000年から阪神でプレーした。NPB通算1893試合、1736安打、306本塁打。

〇DH:愛甲猛(1962年生まれ)
 横浜高のエースとして1980年夏の甲子園優勝。同年ドラフト1位で投手としてロッテに入団も、1984年に野手転向した。主に一塁手として活躍し、1988年から92年にかけて535試合連続フル出場の当時のリーグ記録を樹立した。NPB通算1532試合、1142安打、108本塁打。

【表】松井秀喜氏らスターがずらり…主な寅年生まれの選手

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