病気を公表した中日外野手、元最多勝投手ら…2022年のカムバック候補【セ編】

中田翔は2球団で計7本塁打、平田は「異型狭心症」であることを公表した

○中田翔内野手(巨人・33歳)

 日本ハムに鳴り物入りで入団し、2014、16、20年に打点王。チームの主砲として揺るがぬ地位を築いていたが、昨年は打撃不振に苦しんだ。チームメートへの暴力問題が発覚し、8月11日に無期限出場停止処分。8月20日に巨人へ移籍したものの、両球団で計73試合に出場して打率.177、40安打、7本塁打、20打点と振るわなかった。巨人2年目で一塁の定位置を掴めるか、注目の1年となる。

○平田良介外野手(中日・34歳)

 2015年にベストナイン、2018年にゴールデングラブ賞を受賞。侍ジャパン日本代表として2017年WBCに出場するなど長きにわたって中心選手として活躍してきたが、今季は開幕から21試合で打率.155、0本塁打4打点の大不振。4月28日に登録抹消され、以降は1軍に上がることはなかった。10月に「異型狭心症」と診断されたことを公表。復活なるか。

○高山俊外野手(阪神・29歳)

 入団6年目の昨季は自身初の1軍出場機会なし。2軍でも打率.202(321打数65安打)、3本塁打と精彩を欠いた。1年目の16年は134試合出場、136安打を放って新人王を受賞した。しかし、42試合出場にとどまった2020年、そして昨年と不本意なシーズンが続く。近本、佐藤輝ら外野陣は人材豊富。今季は正念場となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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