松井秀喜、古田敦也に“後継者”出現…各球団で扱い別れる「重い背番号」の現況は?
ダルビッシュ有、大谷翔平の「11」は欠番となって5年目
一方で、今季も空席が続く番号も4つ紹介してみたい。“準・永久欠番”のような扱いを受けているケースもある。
○オリックスの「51」
イチローが入団した1992年から、2000年まで背負った番号。永久欠番という扱いではないものの、あまりに“重い”ため後継者は現れずにいる。イチロー以前では福良淳一(現GM)が入団した1985年から3年間着けていた。
○日本ハムの「11」
2人の現役大リーガーが大きくした番号だ。ダルビッシュ有(現パドレス)は入団した2005年から2011年まで着け、1年間の空白の後は大谷翔平(現エンゼルス)が2013年から5年間背負った。2018年以降は空き番となり5年目を迎える。永久欠番という扱いではなく、後継者を待っている状況。球団も2023年に開場する新球場「エスコンフィールド北海道」に、「TOWER 11」というランドマークの建設を発表するなど、チームの象徴として大切に扱っている印象だ。
○阪神の「6」
金本知憲がFAで広島から移籍した2003年から引退した2012年まで背負った。また監督を務めた2016年からの3年間もこの背番号を使用している。2019年から空き番となり4年目だ。それ以前にも通算2064安打の藤田平、1739安打の和田豊と名選手が背負ってきた。
○ロッテの「9」
通算2000安打を達成した福浦和也が1998年から2019年の引退まで22年間背負った。投手として入団した1994年からの4年間は「70」を着けていた。空き番となって3年目を迎える。
(Full-Count編集部)