元エンゼルス右腕がわずか1年で現役復帰か? 昨年開幕前に引退表明も「戻りたい」

元エンゼルスのタイ・バットリー【写真:Getty Images】
元エンゼルスのタイ・バットリー【写真:Getty Images】

通算115試合に登板したタイ・バットリー

 昨年、引退を表明した元エンゼルスのタイ・バットリー投手が、今シーズンに現役復帰する可能性が出てきた。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は右腕が復帰の意向を明らかにしたことを伝えている。

 バットリーは昨年、開幕ロースターから外れマイナー降格を拒否し制限リスト入り。自身のインスタグラムでは「私は好きではないことを続ける、やる気を完全に失ってしまった。最終的には野球選手のタイとしてではなく、ただのタイとして知られたい」とモチベーションの低下などを理由に現役引退を表明していた。

 バットリーは9日(日本時間10日)の夜にツイッターのスペース機能を使ってチャットを開催し現役復帰の意向を明らかにしたという。記事では「彼はエンゼルスに戻りたいと話したが、決定権は彼ら(エンゼルス)にあり、またロックアウトのおかげで事が複雑になっていることを認めた」と伝えている。

 2018年から2020年までプレーし通算115試合に登板し8勝11敗、34ホールド11セーブ、防御率4.30の成績を残している。投手力に課題を抱えるエンゼルスがどのような決断を下すのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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