データで選ぶ“25歳以下”ベストナインは? 夢溢れる顔ぶれがズラリ並ぶ

ヤクルト・村上宗隆、オリックス・山本由伸、阪神・佐藤輝明(左から)【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆、オリックス・山本由伸、阪神・佐藤輝明(左から)【写真:荒川祐史】

山本由伸は23歳にして12球団でナンバーワンの貢献度

 2022年のプロ野球のキャンプインまで、あと3週間を切った。新たなシーズンはどんな若い力が台頭してくるか、開幕を待ち遠しく思うファンも多いはず。では、日本野球界の未来を担うべき、若い力はどれだけいるのか? ここでは次世代の“侍ジャパン候補”とも言うべき「25歳以下」に限定し、ベストナインを選出。錚々たる顔ぶれが、そこには並ぶことになった。

 選出には「そのポジションの平均以下の代替可能選手に比べて、どれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標とされるセイバーメトリクスの指標「WAR」を用いた。これは、より数値が大きいほど、勝利への貢献度が大きいとされる。指標を用いて分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータを参照した。

 各球団にいる若くしてチームに貢献している選手の中でもピカイチの成績を残しているのが、投手ではオリックスの山本由伸投手、野手ではヤクルトの村上宗隆内野手だ。昨季投手4冠に輝いた山本の「WAR」は8.6。全世代の投手でもナンバーワンの貢献度を示している。村上も6.8と高く、これは全世代の野手でも鈴木誠也外野手、森友哉捕手、柳田悠岐外野手に続く4番目に高い数値。山本と村上が、今後の球界で投打の軸となるべき存在と言える。

三塁は2冠王の岡本よりもヤクルト村上、オリックス宗が上回る

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