社長は「西鉄時代からのファン」 ベルーナが西武本拠地の命名権を取得した理由

「メラド」時代の5年間では優勝2回

 西武の本拠地球場の名称は、西武ライオンズ球場、西武ドーム、インボイスSEIBUドーム、グッドウィルドーム、いったん西武ドームに戻った後、西武プリンスドームへと変遷してきた。2017年3月からはメットライフ生命保険株式会社が命名権を取得し「メットライフドーム」へ。愛着を込めて「メラド」と略して呼ぶファンも増えていたが、2月28日をもって5年契約が満了する。

 ネーミングライツの普及で、たとえば楽天の本拠地球場もフルキャストスタジアム宮城→日本製紙クリネックススタジアム宮城→楽天Koboスタジアム宮城→Koboパーク宮城→楽天生命パーク宮城と変遷。一般的に球場の改称のテンポは速くなっている。

 ベルーナの安野社長は「メットライフドーム時代の5年間で、チームは2018年と19年にリーグ連覇するなど素晴らしい成績を収めた。私どもも、これからの5年間で力強いチームをつくっていけるようにサポートしていきたい」と熱く語った。ファンとしては5年にとどまらず、長~いお付き合いを期待したいところ。さて、なんと略して呼ぼうか?

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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