元巨人の“乱闘王”グラッデン氏がツインズの殿堂入り 2度の世界一に貢献

元巨人で現在はツインズの解説者を務めるダン・グラッデン氏【写真:小谷真弥】
元巨人で現在はツインズの解説者を務めるダン・グラッデン氏【写真:小谷真弥】

現在は解説者、今年8月に本拠地でセレモニー

 ツインズは20日(日本時間21日)、球団OBで巨人でもプレーしたダン・グラッデン氏が球団の殿堂入りすると発表した。元監督のロン・ガーデンハイアー氏らと併せ、今年8月20、21日に本拠地・ターゲットフィールドで記念セレモニーが行われる。

 グラッデン氏は1979年にサンフランシスコ・ジャイアンツ入り。俊足巧打で翌84年から大リーグに定着して主に1番を打ち、1987年にツインズへ移籍。同年のワールドシリーズでは満塁本塁打を放つなどチームの世界一に貢献した。ツインズに在籍した5年間では、1991年にも世界一となっている。
 
 1992年にはタイガースへ移籍。その後1994年に巨人入りし98試合に出場。ここでも1番打者としての出場が多く打率.267、15本塁打でチームのリーグ優勝に貢献した。シーズン終了後に退団し、現役を引退した。

 米国時代からファイト溢れるプレースタイルで鳴らし、巨人時代には大乱闘の主人公となったこともある。5月11日のヤクルト戦(神宮)、西村の投球が頭部をかすめると激昂し、止めに入った捕手の中西を殴りつけると両チームの選手がベンチを飛び出し、本塁付近でもみ合いに。グラッデンは退場となり、10試合の出場停止などの処分を受けた。

 引退後は現在まで、ツインズの地元局でコメンテーターを務めている。

(Full-Count編集部)

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