DeNAオースティン「壁に激突しないように」 故障回避へ“柔軟性アップ”に自信

オンライン会見に臨んだDeNAのタイラー・オースティン(画像はスクリーンショット)
オンライン会見に臨んだDeNAのタイラー・オースティン(画像はスクリーンショット)

昨年は一時首位打者争いトップも離脱 規定打席に4打席足りず

 来日3年目のDeNAのタイラー・オースティン外野手が25日、オンラインで報道陣の取材に応じた。昨年までは猛打を振るう一方で、故障による戦線離脱が多かったが、今オフは柔軟性アップのため個人コーチに師事。「絶好調。体の状態も非常にいい」と明るい表情を見せた。

 昨年はコロナ禍で来日が開幕に間に合わず、2試合の代打出場を経て、チーム18試合目となる4月15日のヤクルト戦(神宮)で初スタメン。それでも最終的に107試合に出場し、いずれもチーム最多の28本塁打74打点、打率.303、出塁率.405の打棒を振るった。チーム最多の78試合で4番を務めたのも、この優良助っ人だった。夏の東京五輪では米国代表の主砲として侍ジャパンと死闘を繰り広げ、銀メダル獲得に貢献した。

 ただ、シーズン終盤の10月6日に左ふくらはぎの肉離れで出場選手登録を抹消され、規定打席数にはわずか4打席足りなかった。来日1年目の2020年も、わずか65試合出場で20本塁打56打点、打率.286をマークするも、ハッスルプレーゆえにフェンス激突などによる故障、戦線離脱が多かった。

 そこで、今オフは柔軟性アップのために個人コーチを雇い、さらにモデルの妻のステファニー・ダナさんが作成したトレーニングメニューをこなしてきた。「ケガが起きないような体づくりをしている」とうなずく。「ずっとハッスルプレーを続けてきたし、それは今年も変わることはないが、壁に激突しないように気をつけたいね」とおどけた。

 昨年も一時は首位打者争いのトップに立つなど、故障さえなければタイトルを獲得してもおかしくないが、そこは「目標はチームが優勝すること。勝つために力を出し切るのみ」と興味を示さない。

 昨年とは対照的に、今月15日に来日済みで、2月1日から沖縄・宜野湾市での1軍キャンプに参加する。三浦大輔監督も「外国人だけれど日本人のお手本になる選手」と、その人柄を含めて高く評価する主砲。新たに今季から年俸2億円(金額は推定)の3年契約(4年目は球団オプション)を結んだ。「契約延長の決断は簡単だった。私も妻も、横浜の街を愛しているから」と笑った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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