殿堂入りオルティス氏も「信じがたい」 ボンズ&クレメンス両氏の資格喪失に疑問

米国野球殿堂入りを果たし会見に臨んだデビッド・オルティス氏(右)【写真:AP】
米国野球殿堂入りを果たし会見に臨んだデビッド・オルティス氏(右)【写真:AP】

オルティス氏がボンズ氏に言及「完全に別次元でプレーしていた」

 米国野球殿堂は25日(日本時間26日)、2022年度の殿堂入り選手を発表し、元レッドソックスのデビッド・オルティス氏が選ばれた。有資格1年目で307票を集めて得票率77.9%を記録。オンライン会見では記者投票による殿堂入りを逃したバリー・ボンズ氏に言及する場面があった。

 オルティス氏にとってボンズ氏は11歳年上で同じ左のスラッガー。若手時代から通算762発男の輝かしいキャリアを目の当たりにしてきた。「特別だ。完全に別次元でプレーしていた。正直言って、彼ら(ボンズ氏とクレメンス氏)が私と共に殿堂入りしないのは信じがたいこと。彼らのプレーを直接見てきたし、本当に特別だった。しかしこれが現実というもの」と言葉をつないだ。

 一方、ボンズ氏は自身のインスタグラムを更新。自身の落選に触れず、「殿堂入りおめでとう、ビッグ・パピ」とオルティス氏の殿堂入りを祝福した。ジャイアンツのブランドン・クロフォード内野手は自身のツイッターでボンズ氏の落選に不満を示すなど、米球界で物議を醸している。

(Full-Count編集部)

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