ポスト吉田正や、2軍で好成績のサブマリン… オリ1軍キャンプに抜擢された期待の若手

オリックス・来田涼斗(左)と中川颯【写真:荒川祐史】
オリックス・来田涼斗(左)と中川颯【写真:荒川祐史】

来田は昨季、高卒新人で史上初となる初打席初球本塁打を記録

 昨シーズンは25年ぶりのリーグ優勝を果たしたオリックス。リーグ連覇、あと一歩で届かなかった日本一に向け今年も宮崎・清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)で2月1日から春季キャンプがスタートする。ここではAグループ(1軍)キャンプに抜擢された若手をピックアップしていく。

〇来田涼斗外野手
 明石商から2020年ドラフト3位で入団した高卒2年目。昨季は7月13日の日本ハム戦で1軍デビューを飾り、高卒新人で史上初となる初打席初球本塁打を記録するなど23試合に出場。打率.211、2本塁打8打点ながら貴重な経験を積んだ。オフは2年連続首位打者を獲得した吉田正尚と自主トレも行い、今年は一気に1軍定着を狙う。

〇野口智哉内野手
 関大からドラフト2位で入団したルーキー。関西学生野球連盟史上31人目のリーグ通算100安打を記録した好打者で、遊撃、二塁、三塁もこなせるユーティリティも武器の一つ。ライバルになる紅林弘太郎は新型コロナ感染もありCグループスタートとなった。練習、実戦で猛アピールできればレギュラー獲得も夢じゃない。

〇山中尭之外野手
 BCリーグ・茨城から2021年育成ドラフト1位で入団。共栄大を卒業し、わずか1年間でプロ入りの夢を掴んだ長打が魅力の大砲候補。昨季はリーグ3位の11本塁打をマークし、打率.296、45打点の成績を残した。吉田正、福田周平ら外野陣の層は厚いが自慢の打撃でアピールしたい。

〇中川颯投手
 立大から2020年ドラフト4位で入団したプロ2年目右腕。アンダースローを武器にルーキーイヤーの昨季は開幕1軍入り。序盤に出番はなかったが7月に1軍デビューを果たした。2軍では主に中継ぎとして41試合に登板し2勝2敗、防御率1.13の好成績。“変則枠”としても大きな期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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