神宮球場、通算本塁打トップ10は? ヤクルト山田哲人にキング浮上の期待大

ヤクルト、ソフトバンクでプレーしたウラディミール・バレンティン、ヤクルト・山田哲人、前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(左から)【写真:荒川祐史】
ヤクルト、ソフトバンクでプレーしたウラディミール・バレンティン、ヤクルト・山田哲人、前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(左から)【写真:荒川祐史】

現在1位は池山隆寛の167本

 ヤクルトの本拠地・神宮球場は1926年10月に開場した歴史ある球場だ。昨季終了までで公式戦3715試合が行われ、7796本のアーチが飛び出した。ここでは、この歴史ある球場での通算本塁打トップ10を紹介する。映えあるトップの座が、今季中に変わる可能性も高そうだ。

 現在1位に君臨しているのが「ぶんぶん丸」の愛称で親しまれた池山隆寛で通算167発。1988年から1992年まで5年連続30本塁打を放つなど強打者として名を馳せた。

 8本差で追うのが、ウラディミール・バレンティン。日本球界からの“引退”を宣言したばかりの元助っ人だが、2011年から3年連続本塁打王、2013年には日本プロ野球新のシーズン60本塁打など“キング”として本拠地でもアーチを量産した。

 しかし一気にこの2人を抜き去るかもしれないのが、3位の山田哲人(137本)だ。池山との差は30本。2020年こそ故障に泣いて94試合の出場で12本塁打にとどまっているが、最近4年間で3度、30発をクリアしている。4位以下にも現役選手はおらず、山田への期待は高まる。

【表】今季中にキャプテンがトップに躍り出るか? 神宮球場での通算本塁打トップ10

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