通算407セーブ、元中日左腕の凄さを示すもう一つの数字 セの全球場でトップ10に

元中日・岩瀬仁紀氏【写真:荒川祐史】
元中日・岩瀬仁紀氏【写真:荒川祐史】

本拠地バンテリンドームでは断トツの193セーブをマークした

 NPBで最も多くセーブを挙げている岩瀬仁紀氏。大学、社会人を経て1998年ドラフト2位(逆指名)で中日に入団、20年間の現役生活でこれもNPB最多の1002試合に登板、407セーブを挙げた。レジェンド左腕は本拠地のバンテリンドームのみならず各球場で存在感を放ち、セ・リーグ6球団が現在使用する本拠地のセーブ数で、ただ1人全球場でトップ10入りを果たしている。

 岩瀬氏は2005年から2013年まで9年連続30セーブ以上をマークするなど絶対的守護神として君臨。中日の黄金時代を築いた一人だ。その功績を改めて実感できるのが、セ全球団の本拠地でセーブ数トップ10に入っている点だ。シーズンの約半分を戦うホームだけではなく、年間十数試合を戦うだけの各ビジター球場でも名を残しているのだから凄い。

 球場別に見ると、本拠地バンテリンドームでの193セーブはもちろん1位。2位のエディ・ギャラードの55に大差をつけている。巨人の本拠地東京ドームでは7位の29、ヤクルトの神宮は7位の24、DeNAの横浜スタジアムは6位の32、甲子園は8位の30、マツダスタジアムでも4位の20セーブを記録している。

【一覧】岩瀬氏の凄さがよく分かる セ・リーグ本拠地6球場のセーブ数トップ10

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