“最短距離”でブレークへ キャンプ1軍スタートを切る12球団のホープたち

西武・渡部健人、DeNA・森敬斗、阪神・村上頌樹、オリックス・来田涼斗(左から)【写真:宮脇広久、荒川祐史】
西武・渡部健人、DeNA・森敬斗、阪神・村上頌樹、オリックス・来田涼斗(左から)【写真:宮脇広久、荒川祐史】

セではDeNA・森や中日・高橋宏、パではオリ・来田や西武・渡部

 いよいよ2月1日からプロ野球12球団で春季キャンプが始まる。各チームとも1軍スタートとなったメンバーの中には、主力だけでなく今季のブレークが期待される若手も。球春到来とともに話題を集めそうな面々をピックアップする。

 まずはセ・リーグ。ヤクルトでは、20歳の武岡龍世内野手に注目だ。昨季は2軍でチーム最多の88試合出場した八戸学院光星高出身の“坂本勇人2世”。阪神では、昨季ファームで投手3冠を獲得した村上頌樹投手が飛躍への足場を固める。昨春のキャンプでルーキーだった秋広優人内野手が話題を集めた巨人では、2019年のドラフト1位ながら故障で育成となっている堀田賢慎投手が覚醒の気配を漂わせている。

 広島では、育成ながら1軍に抜擢された2年目の二俣翔一捕手と3年目の木下元秀外野手のアピールが気になるところ。近年のドラ1が1軍に集結している中日では、2年目を迎えた高橋宏斗投手がきっかけをつかみたい。昨季最下位のDeNAでは、やはり1軍定着を目指す森敬斗内野手の躍動を見てみたい。

 一方のパ・リーグ。オリックスでは、昨季に高卒新人で史上初となる初打席初球本塁打を記録した来田涼斗外野手、ロッテでは育成ながら昨季2軍で10勝をマークし、オフに支配下を掴んだ森遼大朗投手に期待が集まる。楽天では、ドラフト2位の安田悠馬捕手らルーキー4人がどう1軍キャンプを過ごすか。

 ソフトバンクでは、ドラフト2位の正木智也外野手と同4位の野村勇内野手のルーキー2人が1軍に抜擢された。新庄監督が就任した日本ハムでは、2年目を迎えた五十幡亮汰外野手に定位置奪取の期待がかかる。西武では、昨季2軍で19本塁打を放った渡部健人内野手が、飛躍に向けてスタートを切る。

 この他にも、ブレークを予感を漂わせている若手たちは多い。各球団で繰り広げられる“アピール合戦”から目が離せない。

(Full-Count編集部)

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