鷹ドラ1風間、“超人”柳田の「体に触りたい」 存在感にど緊張「話もできず」

キャンプインしたソフトバンク・風間球打【写真:藤浦一都】
キャンプインしたソフトバンク・風間球打【写真:藤浦一都】

合同自主トレと同じ場所でのキャンプに「実感はユニホーム」

 ソフトバンクのドラフト1位ルーキー風間球打投手が1日、ファーム施設「HAWKSベースボールパーク筑後」で、初のキャンプを迎えた。新型コロナウイルス感染から復帰した柳田悠岐外野手や松田宣浩内野手ら主力が揃う中で、第一歩を踏み出した。

 キャンプ初日の練習を1時間ほどのシャドーピッチングで終えた風間は「もともとシャドーはやらないので『ちょっと長いな』と思いました」と、正直な気持ちを口にした。1月10日から同じ筑後で新人合同自主トレを行ってきたとあって「あまりキャンプという実感はなかったけど、ユニホームを着て少しだけ実感しました」と言う。メニューを消化し「充実した1日でした」と笑顔で初日を振り返る。

 大きく違ったのは、柳田や松田といった主力選手の存在。一緒に練習できたのは最初のアップの時間くらいだったが「オーラが違うので、緊張して話もできなかった」と、改めて存在感に圧倒されたようだ。特に感じたのはプロの体つきで「体に触りたいなと思いました」と報道陣を笑わせた。

 プロ初のブルペン投球については未定とし、若田部健一3軍投手コーチとしっかりプランを作っていくことになりそうだ。「まずは一回り体を大きくして、シーズンで投げられるように」と見据える。

 A、B組が練習する宮崎キャンプへの合流にも意欲を示すが「もし行けなくても、しっかりここ(筑後)でやるという気持ちもある。行けたらしっかり自分のパフォーマンスを出したい」と風間。入団会見以来となる背番号「1」をまとい「この番号に見合うようなプレーをしようと思いました」。ドラ1右腕はキャンプ初日で、改めてプロとしての意識を強めたようだ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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