元近鉄助っ人が61歳で死去 ニカラグア出身初の野手、1982年ワールドシリーズ出場

近鉄でもプレーしたデビッド・グリーンさん【写真:Getty Images】
近鉄でもプレーしたデビッド・グリーンさん【写真:Getty Images】

1986年に近鉄に所属したデビッド・グリーンさん

 1986年に近鉄でプレーしたデビッド・グリーンさんが死去した。61歳だった。MLB公式サイトなどが伝えた。カージナルスは死因について公表していないが、母国ニカラグアメディアは、心臓病に起因する合併症によるものとしている。

 かつてロベルト・クレメンテとも比較された有望株だったグリーンさんは、カージナルスの一員として1982年のワールドシリーズに出場。ジャイアンツを経て1986年に近鉄に入団し、67試合に出場して打率.270、10本塁打39打点で、1年限りで退団した。

 メジャー通算489試合に出場して打率.268、31本塁打。ニカラグア出身選手としてメジャーの試合に出場した4人目の選手であり、ナ・リーグでは初、両リーグ通じて野手としては初のことだった。

(Full-Count編集部)

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