強烈な「音」にブレークの期待、2020年HR王の破壊音… 印象に残る“快音本塁打”

楽天・浅村栄斗【写真:荒川祐史】
楽天・浅村栄斗【写真:荒川祐史】

楽天・浅村は2020年に32本塁打で自身初の本塁打王に輝いた

 野球の華であるホームラン。映像で振り返ると、インパクト時に目の覚めるような「快音」が残っていることが多い。視覚的な面で言えば、打球の速度・角度、打者のフォロースルーやリアクションが醍醐味といえるが、聴覚の分野においても興奮を増幅させる要素は存在している。今回は「快音」に焦点を当てた動画「【ASMR】睡眠用パ・リーグ強打者たちの本塁打音『心地よい、響き』Presented by nishikawa」の第2弾。特に印象に残った3本のアーチをピックアップする。

 まずは昨年7月6日、楽天・浅村栄斗内野手の本塁打を紹介する。オリックス・本田仁海投手のスライダーに豪快なスイングを見せた。インパクトと同時に響き渡った乾いた音と、ボールが描いた高々とした放物線も相まって、まさに打った瞬間それと分かる一発となった。本田は打球の行方を追い、呆然としていた。

 浅村は2020年に短縮シーズンながら32本塁打を記録し、自身初の本塁打王に輝いた。2021年は18本塁打に減少したが、故郷の大阪で放った圧巻の一発は、まさに“快音”と形容できる打球音とともに、浅村のホームランバッターとしての能力の高さを誇示した。

日本ハム・今川は和田から放ったプロ初安打が初本塁打となった

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