『ボールパークで会いましょう』楽天が今年のイベントテーマに込めた思いとは?

ボールパークで会いましょう【写真:Rakuten Eagles】
ボールパークで会いましょう【写真:Rakuten Eagles】

球場は「足を運んでもらってこそ楽しみを体感できる場所」

 楽天は2月5日に2022年シーズンのイベント年間テーマが『ボールパークで会いましょう』に決定したと発表した。新型コロナウイルスの影響で無観客から始まった2020、2021シーズンを経て、今季は収容人数制限なしの予定(2月5日現在)。満員のスタジアムで開幕を迎えようと準備を進める担当者に『ボールパークで会いましょう』のフレーズに込めた思いを聞いた。

『ボールパークで会いましょう』は、昨年12月に行われた「楽天イーグルスファン感謝祭2021」で使用されていたテーマ。この時は感染対策を取った上で選手との触れ合いやフィールド大開放など、ボールパークでしか体験できない企画を実施し、1万971人が楽天生命パーク宮城に来場した。なぜ、ファン感謝祭と同じテーマを年間通して掲げるのか。その理由を、楽天野球団マーケティング本部ファンマーケティング部の鈴木香織さんは「ボールパークの魅力を改めて伝えるため、原点に立ち返ってこのワードに決めました」と話す。

「(この2年は)試合を開催しているものの、お客様としては『球場に行っていいのかな?』と周りの目を気にするところもあったかと思います。我々も日々変化する世の中の動きによって、やろうと思っていたことを中止せざるを得ない状況にありました。昨年のファン感謝祭で試合とは違う視点でお客様に楽しんでもらえるイベントができたことで、このボールパークはお客様に実際に足を運んでもらってこそ本当の楽しみを体感できる場所なんだと再認識し、シーズンを通してより多くのお客様にボールパークの魅力を発信していこうと考えました」

 現在決まっているイベントは、開幕3連戦を盛り上げる「タイヤはフジpresents OPENING SERIES」、4月に行われる「イーグルスキッズの春休み」&「イーグルスキッズのゴールデンウィーク」、来場者プレゼントのユニホームデザインを一般公募したことで話題の「楽天カードpresents イーグルスガールデー」。夏には「夏スタ!ろっけんまつり」と、おなじみのイベントをパワーアップさせて実施する。

子どもやファミリー層へのサービスを強化、大人へのアプローチも構想中

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