半分に破れているのに5000万円超え！　100年前に限定制作された超レアカードが落札

“T206”と呼ばれるバージョンは値段が上がり続けている

　半分に破れたカードなのに、47万5700ドル（約5470万円）の超高値で落札された。MLB公式サイトが、2021年8月にスポーツカード史上最高値の660万ドル（約7億6000万円）で落札されたホーナス・ワグナーのベースボールカードについて「半分だけでも結構価値があることが判明」と伝えた。

　右下が切れているにも関わらず、2月5日（日本時間6日）のオークションで47万5959ドルで落札されたこのカード。1909年につくられた“T206”と呼ばれるバージョンは全部で50～200枚しか発売されなかった希少なもので、値段は上がり続けている。

　1874年生まれのワグナーは21年に渡りメジャーでプレーし、背番号「33」はパイレーツの永久欠番となっている。1936年、タイ・カッブと同じ年に殿堂入りを果たした。