鈴木誠也の獲得は「理想的」 ジャイアンツに“ロックアウト後すべきこと”を進言

広島・鈴木誠也【写真:中戸川知世】
広島・鈴木誠也【写真:中戸川知世】

ジャイアンツは「右打ちの外野手が必要だ」と、CBSスポーツが提言

 大リーグ機構と選手会の交渉がまとまらず、昨年12月から続くメジャーリーグのロックアウト。移籍市場が凍結され、スプリングトレーニングの延期、短縮も現実味を帯びてきているが、米メディア「CBSスポーツ」はロックアウトが解除された時に「まずやるべきこと」を球団毎に列挙。昨季は9年ぶりにナ・リーグ西地区を制するも地区シリーズでライバルのドジャースに敗れたジャイアンツは「右打ちの外野手を見つけること」ととし、広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手が「理想的だ」と指摘している。

 記事は「ジャイアンツは層をより厚くするために先発をもう一人加えてもいいかもしれない。しかし、彼らにはそれ以上に右打ちの外野手が必要だ」と解説。その理由として、マイク・ヤストレムスキー、スティーブン・ダガー、ラモンテ・ウェイドJr.の外野陣が全て左打ちであることを挙げる。その上で「セイヤ・スズキが理想的だろう」と鈴木の名前を挙げている。

 鈴木の次に推しているのが一塁も守れるマーリンズのギャレット・クーパー外野手。一塁のブランドン・ベルト内野手は昨季29本塁打を放つも相次ぐ怪我で97試合出場にとどまったことから「(クーパーは)一塁も可能だ」としている。

 昨年11月21日(日本時間22日)にメジャー全30球団に契約可能通知選手として通知されるも、ロックアウトの影響で交渉が凍結された状態が続く鈴木。ロックアウトが解除され、移籍先が決まるのはいつになるだろうか。

(Full-Count編集部)

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