前DeNA乙坂ら“NPB戦士”が新天地求めたメキシカンL メジャー153発の大物も参戦

MLB通算1279安打を誇るパブロ・サンドバルパブロ・サンドバル【写真:AP】
MLB通算1279安打を誇るパブロ・サンドバルパブロ・サンドバル【写真:AP】

日本選手では前DeNA・乙坂と前西武・小川がメキシカンリーグに加入する

 メジャー通算1279安打、153本塁打を誇るパブロ・サンドバル内野手が、メキシカンリーグの「モンクローバ・スティーラーズ(スペイン語名:アセレロス・デ・モンクローバ」と契約を締結したと米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。ベネズエラ出身の35歳は昨季途中にブレーブスからインディアンス(現ガーディアンズ)にトレード移籍したが、すぐに自由契約となっていた。

「カンフーパンダ」の愛称で親しまれたスイッチヒッターのサンドバルは2008年にジャイアンツでデビューし、翌年にはレギュラーに。同年は打率.330、出塁率.387、長打率.556を記録し、ナ・リーグのMVP投票で7位に入った。2010、2012、2014年と3度のワールドシリーズ制覇に貢献し、2012年にはワールドシリーズMVPに輝いている。

 2014年オフにレッドソックスと5年9500万ドル(約109億6300万円)で契約したが、ここから下降線をたどる。2017年途中にリリースされ、FAでジャイアンツに復帰。後は2020年途中にブレーブスに移籍し、昨季途中にインディアンス加入もすぐに自由契約となった。この冬はベネズエラのウインターリーグに出場し「素晴らしい成績を残していた」と記事は伝えている。

 このオフは日本でプレーした選手の多くがメキシカンリーグに新天地を求めている。前DeNAの乙坂智外野手と元阪神のジャスティン・ボーア内野手が「メキシコシティ・レッドデビルズ」、前西武の小川龍也投手と2018年から3年間中日に在籍したソイロ・アルモンテ外野手は「モンテレイ・サルタンズ」に。さらに昨季までロッテに在籍したホセ・フローレス投手は「ドスラレドス・オウルズ」と契約を結んだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY