東京ドーム通算奪三振トップ10は? 菅野智之は偉大な先発三本柱に迫れるか

巨人・菅野智之【写真:荒川祐史】
巨人・菅野智之【写真:荒川祐史】

東京ドーム通算奪三振で菅野智之は巨人投手で唯一ランクイン

 巨人・菅野智之投手には今季5年連続8度目の開幕投手の期待がかかる。昨季は6勝止まりと不本意なシーズンを送ったものの、2017年から4年連続2桁勝利を挙げて通算107勝(56敗)をマーク。本拠地・東京ドームでの通算奪三振数では偉大な先輩たちの背中が見えてきている。ここでは東京ドームの個人通算奪三振数トップ10を見ていきたい。(敬称略)

 菅野はプロ1年目からシーズン100奪三振を超える投球を披露。2016年は189奪三振、2018年には自身初の200奪三振を記録し、最多奪三振のタイトルを獲得している。東京ドームの通算奪三振ランキングでは現役の巨人投手で唯一ランクイン。656奪三振で6位だが、5位の上原浩治と10差、4位の内海哲也(現西武)とは19差となっている。

 東京ドーム奪三振王は桑田真澄だ。1987年から6年連続2桁勝利を挙げ、14勝をマークした1994年には185奪三振でタイトルを奪取。95年の右肘のトミー・ジョン手術を乗り越え、東京ドームでは通算832奪三振をマークした。2位は東京ドーム78勝で個人通算勝利トップに立つ斎藤雅樹、3位は槙原寛己と続いている。偉大な先発三本柱にエース・菅野はどこまで迫れるか。
 
 東京ドームの通算奪三振TOP10では東京時代の日本ハム投手もライクイン。西崎幸広、岩本勉が入っている。巨人投手が多く占める中で、どこか懐かしさが伝わるランキングとなっている。

【表】トップ3に君臨する偉大な先発三本柱 東京ドームでの個人通算奪三振ランキング

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