オリ山本由伸の魔球は「世界で最もユニーク」 米投球分析家が注目する“違い”

オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】
オリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

「ピッチング・ニンジャ」が着目、ファンはメジャー挑戦待ちきれない

 昨季投手タイトルを独占したオリックス・山本由伸投手の“武器”に、人気の投球分析家が注目している。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏は「世界で最もユニークなカーブボール」とのメッセージを添え、インスタグラムで紹介。「なにがそんなにユニークなの?」と問うファンに対し、“握り”への注目を促している。

 豪速球の威力を倍増させる縦割れのカーブ。米国のファンも「あ、彼は親指の置き方がかなり違うのか」と“違い”に気づいた様子。親指を立たせたようなボールの握りに対して、フリードマン氏も「そう、その通り」とリプライした。その落差に「魂が抜ける」とのコメントも。

 ファンの中には「この男はメジャーにいるべきだ。速球は95~97マイル(約153~156キロ)。88~92マイル(約141~148キロ)のスプリットを投げ、カッター、スライダー、そしてこのエグいカーブもある」と“博識”も。これに対してフリードマン氏も「完全に同意だ。剛速球を投げるし、スプリットも本当にえげつない」と返した。海の向こうで躍動する右腕に、米国は待ちきれない様子で「メジャーで見たい」との声もあった。

(Full-Count編集部)

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