MLB機構は4・1の開幕までに「合意できると信じている」 キャンプ延期は決定的な状況

会見を行ったMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:AP】
会見を行ったMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:AP】

マンフレッド・コミッショナーはロックアウト後、初めて公の場に姿を見せる

 MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが10日(日本時間11日)、オーナー会議が行われているフロリダ州オーランドで会見を行った。3月31日(同4月1日)の開幕について「間に合うように合意できると信じている」と強調した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えている。

 MLBと選手会の労使交渉は長期化。昨年12月にロックアウトに突入してから初めて公の場に姿を見せたマンフレッド・コミッショナーは「レギュラーシーズンスケジュールに間に合うよう合意できると信じている」と、開幕の延期については楽観的な見通しを口にした。

 12日(同13日)にはMLBと選手会が再び交渉の場を持つ予定だ。本来ならスプリングトレーニングは16日(同17日)にスタートするが「状況は現状、変わっていない」と、キャンプの延期についても明言を避けた。

 コミッショナーは“通常通り”を強調しているが、記事では「レギュラーシーズンについては、猶予はなくなってきているものの、まだ予定通り開幕する可能性はある。しかし、その場合、通常の6~7週間にわたるスプリングトレーニングが完全に実施される可能性はない」と指摘していた。

(Full-Count編集部)

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