大谷翔平が引き継ぐエンゼルスの“レガシー” 「野球殿堂で必見」のアイテムとは?

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

MLB公式サイトが紹介、ノーラン・ライアンらの貴重な品も

 1961年の創設から多くのスター選手が現れているエンゼルス。名投手ノーラン・ライアン氏から主砲のマイク・トラウト外野手、そして大谷翔平投手もその一人だ。MLB公式サイトでは「野球殿堂で必見のエンゼルス関連9品」として米ニューヨーク州・クーパーズタウンで展示されている逸品を紹介。輝かしい選手たちの品の中には、大谷が着用したヘルメットもピックアップされていた。

 記事の中では「伝統という意味ではロサンゼルスのお隣チームであるドジャースにかなわないエンゼルスだが……」と前置きされているものの、引けを取らない“思い出の品”たちがズラリ。特に見逃せないものとして、1973年にノーラン・ライアンがノーヒットノーランを2度達成した際、2度目にかぶっていたキャップや、1984年にレジー・ジャクソンが500号を放った際のヘルメット、1985年にロッド・カルーが3000安打を放った際のバットなどが挙げられている。

 記憶に新しいところで言うならば、2016年にアルバート・プホルス内野手が通算600本目の二塁打を放った際のシューズ。そして、2018年4月3日、大谷がメジャー初本塁打を放った時のヘルメットが紹介されている。

 大谷はメジャーで投手デビューし、初勝利を挙げた2日後に本拠地で行われたインディアンス戦に「8番・DH」で先発出場。第1打席で右中間席へ3ランを放つなど、4打数3安打3打点1本塁打の活躍を見せた。伝説の幕開けとなった試合だ。記事では「ショウヘイ・オオタニがメジャーでベーブ・ルース以来最高の二刀流選手になるまでに、さして時間はかからなかった」とそのパフォーマンスを称えている。

 約60年の歴史を紡いできたエンゼルスのレジェンドたち。大谷もその伝統を引き継いでいくことになる。その系譜をレガシーとともに感じ取ることができる。

(Full-Count編集部)

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