「なんか距離感がすごい好き」　巨人が原監督、日本ハム新庄監督の会話の内幕公開

原監督からの熱い一言「義があるから、思い切って行け」

　2人の監督の会話には何があったのか――。15日に行われた巨人ー日本ハムの練習試合（那覇）の試合前、巨人・原辰徳監督が日本ハム・新庄剛志監督を「原タワー」に招き入れ、約1時間近く、話し込んだ。その冒頭のやりとりを巨人が公式YouTubeに公開。ファンの心を鷲掴みにするような名将の一言、新庄監督が指定した香水を付ける位置などが届けられている。

「ホームラン競争のかわりに『原タワー』でおもてなし」というタイトルで動画はアップされている。グラウンドを訪れた新庄監督は真っ先に原監督のもとへ。新庄監督の「何も知らないですけど…」との挨拶に原監督は「正義があるから。『義』があるから。思い切ってやれ」と、一見破天荒な野球にも理解を示している。

　さらに新庄監督は愛用の香水を差し出し「この辺につけてください」となぜか足元を指定。原監督は「これをつけて君を思い出すよ」と応じ、原タワーへ向かった。事前に、SNSを通じて同学年の元木ヘッドコーチに申し込んだ本塁打競争こそ叶わなかったものの、球場に駆けつけたファンは指揮官の共演に大いに沸いた。ファンからは「（原監督の）懐の広さがかっこいい」「なんか距離感がすごい好き」「BIGBOSSが一瞬だけ野球少年に戻っている」「二人がタワーで肩並べてるとき、新庄監督がずっと原監督の方を向いてるのが印象的」とコメントも寄せられた。