元DeNAの細山田武史が現役引退 社会人野球のトヨタ自動車でコーチ業に専念

トヨタ自動車・細山田武史【写真:中戸川知世】
トヨタ自動車・細山田武史【写真:中戸川知世】

プロ2球団に所属し203試合出場、都市対抗の優勝も味わう

 元DeNAの細山田武史捕手が現役を退くと、現在所属する社会人野球のトヨタ自動車が発表した。今後は捕手コーチに就任し、後進の指導に専念するという。

 細山田は鹿児島城西高から早大へ進み、2学年年下の斎藤佑樹投手(元日本ハム)とのバッテリーでも注目された。3年時の2007年には全日本大学野球選手権を制して日本一となるなど活躍し、2008年秋のドラフトで横浜(当時)の4位指名を受け入団した。

 横浜では1年目の2009年から88試合に出場し打率.158。この年がプロでの最多出場となった。2013年オフに戦力外とされると、育成選手としてソフトバンクへ移籍。2年目の2015年に支配下登録され12試合に出場した。プロでの通算成績は203試合出場、打率.171、1本塁打。2015年オフに2度目の戦力外通告を受け退団した。

 2016年からは社会人のトヨタ自動車入りし、その年の都市対抗野球でチームの初優勝に貢献。昨季はコーチ兼任でプレーしていた。

(Full-Count編集部)

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