機構側が選手会に「通告」と米報道 予定通り開幕には月内の労使妥結が必要

MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:AP】
MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:AP】

交渉がペースアップ? 来週は毎日交渉の場を持つ可能性

 ロックアウトの続くメジャーリーグが予定通りに3月31日(日本時間4月1日)に開幕を迎えるには、今月いっぱいに労使が妥結し、新たな協定に合意することが必要だとMLB機構が選手会に通告した。

 米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者が「MLBは選手会に対して、シーズンを予定通り開幕させるために2月28日までに労使協定を合意させることが必要だと伝えた。3月31日が開幕日、そしてスプリングトレーニングは4週間を要する」とツイートしたもの。

 また米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、関係者の話として「MLBと選手会は交渉の場を恐らく毎日持つ意向だ。早ければ月曜日にという話だ」と伝えている。

 17日(同18日)には、6回目の労使交渉がニューヨークで持たれたものの、交渉はわずか15分で決裂したと伝えられている。機構側がはっきりとデッドラインを区切ったことで、月内の動きがより一層注目を集めそうだ。

(Full-Count編集部)

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