「佐野の対抗として」DeNA仁志2軍監督が将来の4番候補として期待する18歳スラッガー

DeNA・小深田大地【写真:小谷真弥】
DeNA・小深田大地【写真:小谷真弥】

18歳の小深田は高校通算34本塁打の左の強打者「将来的には宮崎を抜いて三塁手に」

 DeNAは18日、中日との2軍の練習試合(宜野湾)が雨天中止となり、2軍メンバーが当地で練習を行った。仁志敏久2軍監督が報道陣の取材に対応。16日の広島との練習試合(沖縄)に出場した小深田大地内野手に言及し、将来の4番候補と高い期待を込めた。

 18歳の小深田は2020年ドラフト4位でDeNA入り。履正社高では阪神・井上広大の1学年後輩で、2年春夏の甲子園に出場。高校通算34本塁打を記録した左の強打者だ。昨季は1軍出場はなかったものの、イースタンではチーム最多100試合出場。打率.215、4本塁打、43打点と経験を積んだ。高卒2年目スラッガーについて、仁志2軍監督はこう期待を込めた。

「将来的には宮崎を抜いてレギュラーのサードとして育ってほしいし、佐野の対抗として4番を目指してほしい」

 16日の試合では途中出場して6回に中前打。二盗も決め、2打数1安打1盗塁と結果を出した。仁志2軍監督は「まだ宮崎、佐野の足下に及んでいない。まだ2年目の始まりで仕方ないけど」と付け加えたが、着実なステップアップを期待したいところだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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