「めちゃ似合ってる」「雰囲気出てる」　オリ合流テスト生の“馴染み方”に注目

元日本ハムの中村勝が宮崎キャンプに合流、早速ブルペン入り

　宮崎で行われているオリックスの春季キャンプに19日、元日本ハムの中村勝投手がテスト生として合流した。あいにくの雨模様となったが、ブルペンではユニホームを着ての投球を披露。まだ背番号こそないもののファンからは「めちゃ似合ってる！」「雰囲気出てる！」と入団を熱望する声が早くも上がっている。

　中村は2010年にドラフト1位で春日部共栄高（埼玉）から日本ハムに入団。1年目に初登板初勝利を飾り、2012年には日本シリーズでも先発するなど通算15勝を上げた。2019年限りで日本ハムを戦力外となってからは豪州のウインターリーグでプレー、昨年はメキシカンリーグのグアダラハラ・マリアッチスに入団し8勝0敗、防御率3.25というすばらしい成績で最多勝、最優秀投手に輝いた。そして今回、3年ぶりのNPB復帰へチャンスを与えられた。

　元チームメートのダルビッシュ有投手にどことなく似た風貌と投球フォームで、自主トレを共にしたこともある。ファンからも「ほぼダルビッシュやん！」「またオリにイケメンが増える」と、期待のコメントが続いた。さらにオリックスの選手に、深々と腰を追って挨拶している姿を見て「開始10秒で好感度爆上がり」との声も。たくさんの応援を力に変えて、合格通知をつかみたい。