ヤンキースから「背番号が足りなくなる」 23人目の永久欠番にファン指摘

ヤンキースなどで活躍したポール・オニール氏【写真:AP】
ヤンキースなどで活躍したポール・オニール氏【写真:AP】

ポール・オニールの「21」が新たな欠番として発表される

 ヤンキースは22日(日本時間23日)、1993年から2001年まで在籍し、好打の外野手として活躍したポール・オニール氏が着けていた背番号「21」を永久欠番にすると発表した。8月21日(同22日)にヤンキースタジアムでセレモニーを行う。ヤンキースでの永久欠番は2017年のデレク・ジーター氏以来で、選手、監督合わせて23人目となる。

 オニール氏は1985年にレッズでメジャーデビュー。93年にヤンキースに移籍し、94年に打率.359で首位打者を獲得するなど現役引退した2001年まで中心打者として活躍。計4度のワールドシリーズ制覇に貢献した。メジャー通算2053試合出場、2105安打、281本塁打、1269打点、141盗塁をマークした。MLB公式サイトによると、ファンから「ザ・ウォリアー」の愛称で親しまれていた。現在はニューヨークのTV局「YESネットワーク」で解説者として活躍している。

 球団発表を受け、オニール氏は自身のツイッターに「ワォ、スタインブレナーファミリー、ヤンキース、YESネットワーク、時間を共にした同僚、コーチ、そして何よりニューヨークのファンの皆さんに心から感謝します。私の人生において、本当に光栄なことです」と綴り、喜びを表した。

 球団が公式ツイッターに現役時代の動画を投稿すると、ファンは「オニールの仕事ぶりにいつも感心していた。本当のプロ」「21番は永遠に忘れない」「見ていていつも楽しかったよ」「本当に素敵なスイングだった」と祝福。また、ヤンキースの永久欠番が23人目となり「番号が足りなくなっている」と心配する声も寄せられている。

(Full-Count編集部)

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