鷹・杉山一樹が最速155キロで2回完全 開幕ローテ入りへアピールに成功

ソフトバンク・杉山一樹【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・杉山一樹【写真:福谷佑介】

2イニングを投げて3つの三振を奪う完全投球

 ソフトバンクの杉山一樹投手が開幕ローテ入りへアピールに成功した。23日に行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」の西武戦で3番手として登板。球場のスピードガン表示で最速155キロの真っ直ぐをマークし、2回をパーフェクトに封じた。

 剛速球にスタンドのファンもどよめいた。6回からマウンドに上がった杉山。先頭の渡部を155キロの真っ直ぐで3球三振に仕留めると、続く山村もストレートで空振りを奪って3球三振。高木も左飛に打ち取り、危なげなく3者凡退に抑えた。

 続く7回も先頭の岸を空振り三振に斬り、この日3個目の奪三振。呉、長谷川も左飛、遊撃に抑えて2イニングをパーフェクトに抑えた。ソフトバンクの開幕ローテは開幕投手の千賀を初め、石川、東浜、和田が当確。22日の同戦では田中正が好投し、杉山も続いてアピールに成功した。

【実際の映像を見る】分かっていても打てない…ソフトバンク杉山の剛速球ショー

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