鈴木誠也の「選択」が他のFA外野手に影響? 移籍市場の“キーマン”と米メディア

広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】
広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】

米ヤフー「スズキの選択が外野手たちを新しいホームへ導く」

 MLB機構と選手会による新労使協定に向けた交渉は難航し、3月31日(日本時間4月1日)予定だった開幕の延期も懸念される情勢になってきた。昨年12月から続くロックアウトの影響で所属先が決まっていない選手も多数いる。しかし、いつかは解除されて移籍市場も一気に動き出す。その際に外野手で中心的存在となりそうなのが、広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手だという。米ヤフースポーツが伝えている。

 昨年12月2日(同3日)から続くロックアウト。しかし、これが解除された瞬間に各球団は怒涛のスピードで動き出し、移籍市場では1人が決まればドミノ式に決まるだろうと記事は指摘する。外野手では鈴木誠也がキーマンで、移籍の“ドミノ効果”の先頭に位置しているという。

 記事は「セイヤ・スズキの選択が外野手たちを新しいホームへ導く」とし、「日本のスター外野手セイヤ・スズキは、MLB球団加入のためのポスティング手続きを行っている。ロックアウト期間中は一時停止となっているが終わり次第、時計の針は再び動き出す」と説明。さらに「(鈴木は)大きなマーケットを持っている。高い潜在能力を期待して多くの球団が獲得に乗り出すと見られている」と伝えている。

 鈴木の所属先が決まれば「様々な外野手がそこから埋まっていく」とも。鈴木の後にマイケル・コンフォートやエディ・ロサリオ、ジョク・ピーダーソン、ホルヘ・ソレアといったFA外野手の移籍先が決まっていくだろうとしている。

(Full-Count編集部)

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