鷹・藤本監督、対外試合3連敗に嘆き アピール不足の若手に「もっとギラギラ感欲しい」

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

2安打の井上、2四球の野村大は高評価「競争しているというのを見せてくれている」

■オリックス 8ー4 ソフトバンク(オープン戦・26日・宮崎)

 ソフトバンクは26日、宮崎市の生目の杜運動公園でオリックスと今季初のオープン戦を戦った。先発の千賀、2番手の和田とローテが当確している主力投手が計15安打で8失点。打線も元気なく4-8で敗れ、対外試合3連敗となり、藤本博史監督も「もっとギラギラ感が欲しい」と嘆き節だった。

 開幕投手に決まっている千賀が2回にオリックス打線につかまり、5安打を集中されて4失点。2番手の和田も4回と6回に2点ずつ失い、リードを広げられた。まだ2月のキャンプ中とはいえ、主力投手のピリッとしない内容に「『まだ1か月ある』じゃなく『もう1か月しかない』と思って状態を上げていってもらいたい」と注文をつけた。

 打線では6回に井上が二塁打を放ち、続く上林がライトスタンドへ2ラン。9回には川瀬の適時二塁打などで2点を返したものの、アピールしたのは、これまでキャンプ中も結果を残してきた面々ばかりで、指揮官は「悪い中で井上、(2四球の)野村大樹、上林も乗って行ってくれたらいい。ギラギラ感がもっと欲しいよね。ホント淡々とゲームに入っている。競争しているんだよっていうのを見せてくれているのは井上と野村大、2人が特に目立つ。他の面々は淡々と打席に入っているようにしか映ってこない」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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