元燕ミューレン氏がヤンキース打撃コーチ補佐に就任 オランダ代表監督など歴任

ヤンキースのアシスタント打撃コーチに就任することになったヘンスリー・ミューレン氏【写真:Getty Images】
ヤンキースのアシスタント打撃コーチに就任することになったヘンスリー・ミューレン氏【写真:Getty Images】

前任のエリック・チャベス氏は就任発表後にライバルのメッツに引き抜き

 ヤンキースは28日(日本時間1日)、ヘンスリー・ミューレン氏がアシスタント打撃コーチに就任すると発表した。1月には同役職の新任となったエリック・チャベス氏が、ライバルのメッツに引き抜かれる騒動もあったが、見事に穴埋めに成功した形だ。

 オランダ領キュラソー出身のミューレン氏は、1989年にヤンキースでメジャーデビュー。1994年にロッテに移籍すると、1995、96年はヤクルトでプレーし、リーグ優勝と日本一にも貢献した。NPB通算3シーズンで380試合に出場、打率.246、77本塁打、216打点の成績を残している。

 現役引退後は、ジャイアンツの打撃コーチとして3度のワールドシリーズ制覇を経験。2013年の第3回WBCからはオランダ代表の監督も兼任し、国際大会ではお馴染みとなっていた。2020年にはメッツのベンチコーチを務めるも1年で退任。今回の就任で29年ぶりのヤンキース復帰となる。

(Full-Count編集部)

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