鷹・藤本監督、育成の藤井を絶賛 支配下昇格どころか開幕1軍入りも「考えられる」

中日とのオープン戦に登板したソフトバンク・藤井皓哉【画像:パーソル パ・リーグTV】
中日とのオープン戦に登板したソフトバンク・藤井皓哉【画像:パーソル パ・リーグTV】

2点リードの8回に登板し、1イニングを3者凡退に封じた藤井

■ソフトバンク 3ー1 中日(オープン戦・2日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの育成・藤井皓哉投手が2日、本拠地PayPayドームで行われた中日とのオープン戦で好投した。本拠地初登板で1イニングをパーフェクトに封じ、藤本博史監督から「ずっといいので、支配下も近いし、開幕1軍も考えられる」と絶賛された。

 2点リードの8回に登板した藤井。先頭のアリエル・マルティネスをフォークで空振り三振に仕留めると、続く岡林を右飛、さらに根尾も二飛に打ち取り、3者凡退。本拠地デビュー戦でパーフェクト投球を披露した。広島を2020年オフに戦力外になり、四国アイランドリーグの高知で1年間プレーし、ソフトバンクに加入した右腕がまたアピールに成功した。

 2月24日のロッテ戦では3失点したものの、2イニングで5つの三振を奪った。この日は最速150キロの真っ直ぐを軸に無失点。指揮官も「これだけの投球をしていたら、他の投手もウカウカできない」と語り、開幕1軍入りの候補の1人と認めていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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