米メディアが想定する「開幕のタイミング」8案 最悪の“シーズン消滅”も
プレーオフだけ行うという選択肢も…
○7月上旬開幕
球宴はなくなり、試合数は100試合ほど。コロナ禍で短縮シーズンとなった2020年と同じく「夏季キャンプ」を行ったうえでのシーズンインとなる。キャンプはフロリダやアリゾナではなく、各本拠地球場で行われるだろうと予測している。
○本来、球宴が行われるはずのタイミングで開幕
6月10日(同11日)まで交渉が続いた場合、球宴からシーズンを始めるという選択肢もある。予定通り7月18日(同19日)に前夜祭のホームランダービー、19日(同20日)にオールスターゲームを実施して、21~22日(同22~23日)に開幕。試合数は70~75試合ほどになるだろう。
○8月1日(同2日)に開幕
7月1日(同2日)あたりまで労使交渉が続いて、なんとか合意に至った場合はこうなると予測。コロナ禍で開幕が遅れた2020年と同じく60試合制のレギュラーシーズンと、16チームによるプレーオフが行われるかもしれない。
○プレーオフ・トーナメントだけ
8月に入ってから合意に至った場合。もはやレギュラーシーズンを行うことはできず『せめてプレーオフだけでも……』というシナリオになる。全30球団が参加するトーナメント形式のプレーオフ。リーグごとに分けて、昨季の成績に基づいたシードを設定する。具体的には「9月中旬に5試合制のファーストラウンドを実施。次のラウンドは16チームによる5試合制、10月に残った8チームで7試合制の地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズを行う」としている。
記事は最後に「今シーズンがなくなる場合」も想定している。ただ「今はこのことは考えないでおこう。まだ3月3日(同4日)だ。まだ破滅の日のシナリオに飛びつく必要はない」とも。ファンが待ち望む開幕は、いつ訪れることになるのだろうか。
(Full-Count編集部)