「引退しても変わらない」 巨人桑田真澄コーチが始球式で披露した衝撃の制球力

巨人・桑田真澄投手チーフコーチ【写真:荒川祐史】
巨人・桑田真澄投手チーフコーチ【写真:荒川祐史】

ファンお待ちかねの始球式映像が公式YouTubeで公開

 いまだに衰えることのない制球力だった。巨人・桑田真澄投手チーフコーチがリニューアルされた東京ドームの「ビジョン点灯式」でマウンドで始球式を行った。球団公式YouTubeではエースナンバーを背負っていた往年の姿と変わらないフォームを公開すると「凄まじく再現性の高いフォーム」「本当惚れ惚れする」「ボールが垂れないのがすごい」とコメントが寄せられ、ファンを魅了。時計の針が戻ったように錯覚する。

 東京ドームが完成した1988年。4月8日のヤクルトとの開幕戦で先発したのが桑田真澄投手コーチだった。今回、生まれ変わった本拠地の“ファーストピッチ”セレモニーでは現役時代を彷彿とさせる抜群のコントロールを披露。ブルペンでの“予告”通りに、真ん中高めの直球を投じた。「桑田真澄、登板」とのタイトルの動画では、この瞬間に向け、入念な準備をしていた様子も紹介している。

 カメラはブルペンでの投球練習を捉え、そこで桑田氏は投げるコースを想定。コーチの球とは思えないほどの球威とコントロールされた球を投げ込んでいた。原辰徳監督も絶賛した始球式に「ワンポイントいけそうなくらい素晴らしい」「桑田さんローテ入れますよ」「引退しても変わらぬ桑田さん」「さすがです。この映像待っていました」と、ファンにとってはたまらない瞬間だったようだ。

【動画】「ローテに入れそう」な制球力 巨人桑田コーチの現役時代と変わらぬ投球と舞台裏

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