鷹の育成右腕・藤井皓哉がまた好投 ピンチ招くも2回無失点で支配下アピール

ロッテ戦に登板したソフトバンク・藤井皓哉【画像:パーソル パ・リーグTV】
ロッテ戦に登板したソフトバンク・藤井皓哉【画像:パーソル パ・リーグTV】

無死二塁のピンチを招くも後続を抑えて無失点で切り抜ける

■ソフトバンク ー ロッテ(オープン戦・5日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの育成右腕・藤井皓哉投手が、支配下昇格にまた前進した。5日に本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦に2番手で登板。ピンチこそ背負ったものの、これを切り抜けて2イニングを投げて無失点に抑えた。

 オープン戦2度目の登板となった藤井は同点の6回から2番手でマウンドへ。いきなり先頭の平沢にフェンス直撃の二塁打を浴びて得点圏に走者を背負ったものの、続く高部が犠打に失敗。和田は空振り三振。中村奨には死球を与えたものの、山口を見逃し三振に仕留めて得点を許さなかった。

 7回も続投し、2イニング目のマウンドへ。先頭の池田を三飛に打ち取ると、続く安田には四球を与えた。松川を見逃し三線に仕留めて2死とすると、最後は代走・岡の盗塁を捕手の海野が刺して3つ目のアウトを奪った。藤井は2イニングを投げて1安打2四死球無失点、3奪三振という内容だった。

 広島を2020年オフに戦力外となり、2021年は四国ILの高知でプレーし、今季からソフトバンクに加入。キャンプ途中にA組に昇格すると、紅白戦や練習試合で好投を続け、オープン戦も2日の中日戦に続き、2試合連続で無失点投球とアピールを続けている。

【動画】支配下昇格へまた前進! 鷹・藤井皓哉が渾身の見逃し三振でピンチを脱した瞬間

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