佐々木朗希の異次元投球 直球の平均球速160キロ超えはメジャーでもトップクラス

ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】
ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】

昨季のストレート平均球速のトップはビエイラとスアレスの157.0キロ

■ソフトバンク 1ー0 ロッテ(オープン戦・5日・PayPayドーム)

 5日のソフトバンクとのオープン戦で5回を投げて2安打無失点9奪三振と好投したロッテの佐々木朗希投手。初回から160キロ台の真っ直ぐを連発し、自己最速タイの163キロも記録した。まだオープン戦初登板。開幕に向けた調整段階での異次元投球は、見る者全てを魅了するものだった。

 初回、先頭の牧原大に対しての初球でいきなり160キロ記録。5球目には162キロをマークし、最後はフォークで空振り三振に仕留め、続く三森もフォークで空振り三振に。柳田には162キロでファウルを打たせ、2球目のスライダーで遊ゴロに仕留めた。2回に中村晃を空振り三振に仕留めた真っ直ぐは自己最速タイの163キロをマークした。

 佐々木朗希がこの日投じたのは65球。そのうちストレートは36球あり、160キロを超えたボールは23球もあった。最速は163キロ、一方で最も遅いボールでも157キロと驚愕のスピードを刻んだ。この日のストレートの平均球速は160.13キロと、メジャーリーガーも顔負けのスピードを叩き出したのだ。

 昨季、NPBのストレート平均球速のトップは巨人のチアゴ・ビエイラ投手と元阪神のロベルト・スアレス投手で157.0キロだった。2人は共に救援投手で、1試合だけとはいえ、先発の佐々木朗がこれを3キロも上回っているのは、やはり異次元と言えるだろう。

 ちなみに、昨季のメジャーリーグで平均球速でトップ(25投球回以上)だったのはインディアンスのエマヌエル・クラセ投手で100.6マイル(約161.9キロ)。最高の先発投手とされるジェイコブ・デグロム投手は99.2マイル(約159.6キロ)で、この日の佐々木朗はデグロムも上回る平均球速をマークしていたことになる。

 1試合だけの平均球速のため、単純には比較できないものの、まだ調整段階の3月のオープン戦で、平均球速が160キロを超えるのはやはり異質。対戦したソフトバンクの選手らも驚愕させた佐々木朗希が果たして今季どれほどの成績を残すのか。ロッテファンのみならず、要注目のシーズンになるだろう。

【実際の映像】平均球速は異次元の160.1キロ… 佐々木朗希が投じた直球全36球ダイジェスト

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