オリ封じたDeNA左腕は「ほんとに育成かよ」　独特モーションで翻弄「カーショーみたい」

石川は6日のオリックス戦で2回無失点3奪三振の好投でアピール

　DeNAの育成左腕・石川達也投手が支配下登録に向けてアピールを続けている。特徴的なフォームから投げ込む力のある直球と、緩いチェンジアップ。昨季パ・リーグ覇者のオリックスを手玉に取った投球を球団公式YouTubeが公開すると「ほんとに育成かよ」「育成とは思えないピッチング、惚れました」とファンから絶賛の声が上がった。

　横浜高出身。法大を経て2020年育成ドラフト1位で入団した。“凱旋”となった横浜スタジアムで6日、6回から2番手で登板して2回1安打無失点3奪三振の快投を演じた。春季キャンプは2軍ながら、2月22日の広島との練習試合にも参加して2回無失点。背番号「101」は、2年目での“2桁番号”に向けて存在感を示している。

「チェンジアップ気持ち良すぎるな。投げっぷりと相まって止まってるみたい」「モーションが独特だからバッターはタイミング取りづらそう」「数年前の今永を思い出す」などとファンからは期待の声が続出。さらにメジャーで3度のサイ・ヤング賞に輝いている最強左腕になぞらえ「カーショーみたい」「和製カーショー爆誕」といった声も上がった。