DeNA三浦監督、牧秀悟の開幕4番を明言「一番座りがいい」 球団史上62年ぶりの抜擢

試合前練習で汗を流すDeNA・牧秀悟【写真:中戸川知世】
試合前練習で汗を流すDeNA・牧秀悟【写真:中戸川知世】

数日前に通達済み「1対1の時に伝えました」

 就任2年目のDeNA・三浦大輔監督が9日、プロ2年目の牧秀悟内野手の「開幕4番」を明言した。本拠地・横浜スタジアムで行われる西武とのオープン戦の試合前練習中、報道陣の前で「4番は牧で行きます」と話した。プロ2年目以内の選手が開幕4番を務めるのは、球団では大洋時代の1960年桑田武以来62年ぶりとなる。

 牧はここまでオープン戦全試合で4番を務め、打率.474をマークしている。三浦監督は「打線で一番座りがいい。前後の打者を含め、総合的に判断しました」と説明した。

 本人にも数日前に通達済みで、「部屋に呼ぶとか、形式ばったことはしていないが、1対1の時に伝えました」と笑った。前日の8日にも、指揮官は牧について「去年よりどっしりしている。去年もルーキーっぽくはなかったが、まだ2年目ですけど、貫禄を増したな、と思います」と絶賛していた。昨季最下位からの巻き返しを託す。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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