DeNA東克樹が初の開幕投手「まさか自分が」 三浦監督は絶大な信頼「反撃の年に」

DeNA・三浦大輔監督(左)と開幕投手に任命された東克樹【写真:宮脇広久】
DeNA・三浦大輔監督(左)と開幕投手に任命された東克樹【写真:宮脇広久】

オープン戦登板はわずか2イニングも「ブルペン投球を見て決めました」

 DeNAの三浦大輔監督は10日、本拠地・横浜スタジアムでの練習前に、5年目の東克樹投手が初の開幕投手を務めると発表した。今季開幕戦は25日に横浜スタジアムで広島と対戦。相手の先発は既に大瀬良大地投手と発表されている。

 チームの開幕投手争いでは開幕投手の有力候補だったエース今永昇太が左前腕の炎症で離脱。昨季開幕投手の浜口遥大、大貫晋一らと争っていた。東と一緒に報道陣の前に現れた三浦監督は、「本人には昨日(9日)の練習中に伝えました。(その瞬間に)表情がキッと引き締まりました」とニヤリを笑った。

 東はプロ1年目の2018年に11勝(5敗)を挙げ新人王に輝いたが、2020年2月に左肘を痛め、内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。長いリハビリを経て、昨年9月28日のヤクルト戦で767日ぶりに1軍登板。昨季トータルでは3試合1勝2敗、防御率2.29だった。

 ここまでオープン戦では2月26日の日本ハム戦(名護)で2イニングを投げたのみ(2安打無失点)。それでも、三浦監督は「ブルペンでの投球を見て決めました。いい状態で安定している。実戦は少ないですが、総合的に問題はないと判断しました」と信頼を口にした。今季に完全復活をかける左腕に、昨季最下位から浮上を狙うチームの命運を託すことになる。三浦監督は今季のチームスローガンである「横浜反撃」を念頭に、「東個人もチームも、反撃の年にしたい」と話した。

 東は11日に静岡で行われる楽天とのオープン戦に先発する予定。「まさか自分が、と思いましたが、任された以上、役割を果たしたい」と決意を新たにし、「いつかはやりたいという思いはありましたが、ケガなどがあってそのレベルに達していなかった。ようやくその舞台に立つことができます」と感慨深げだった。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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