直近10年で白星わずか2人、三浦監督は7戦全敗の“記録保持者” DeNA開幕投手の勝敗は?

DeNA・東克樹(左)、三浦大輔監督【写真:荒川祐史】
DeNA・東克樹(左)、三浦大輔監督【写真:荒川祐史】

今季は東がプロ5年目で初の大役を務めることが決定

 DeNAの三浦大輔監督は10日、25日の広島との開幕戦(横浜スタジアム)の先発に東克樹投手を指名した。東にとってはプロ5年目で初の大役となる。チームでは最近10年間で8人が開幕投手を務めたが、実は白星を掴んだのはわずか2人しかいない。

 2021年は浜口遥大が初めて務めるも3回6失点(自責5)に沈み、勝ち負けは付かなかった。今永昇太は2019年に8回無失点の好投で白星を掴んだが、2年連続となった2020年は5回2失点で敗戦投手に。2017、2018年に任された石田健大は、いずれも黒星を喫している。

 2016年は井納翔一が7回零封の力投で勝利投手となっているが、2015年の久保康友、2014年の三嶋一輝はいずれも敗戦投手。また2013年の藤井秀悟、DeNA初年度だった2012年の高崎健太郎は勝敗が付かなかった。

 なおエースとして長らく活躍し、通算172勝をマークしている三浦監督は実に7度も開幕戦のマウンドに立っているが、1度も白星を手にしていない。開幕戦の7連敗はNPB記録となっている。

 チームの命運を握る3月25日広島戦。独特の緊張感に包まれる中、最下位からの巻き返しへ第1球を投じる東は、どんな投球を見せてくれるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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