エンゼルスは今後更なる補強を敢行するのか 番記者が注目する“遊撃手問題”

アストロズからFAとなっているカルロス・コレア(左)とロッキーズからFAとなっているトレバー・ストーリー【写真:Getty Images】
アストロズからFAとなっているカルロス・コレア(左)とロッキーズからFAとなっているトレバー・ストーリー【写真:Getty Images】

再契約候補に昨季74試合登板のシーシェクを挙げた

 メジャーリーグ機構(MLB)と選手会が新労使協定の締結で合意したことを受け、再び動き出した移籍市場。ロックアウト前に積極補強を展開していたエンゼルスに更なる動きがあるだろうか。MLB公式サイトのエンゼルス番記者レット・ボリンジャー氏が大物遊撃手獲得の可能性や、再契約の可能性がある選手などについて見解を示している。

 エンゼルスはロックアウト前に、FAでノア・シンダーガード、アーロン・ループ、マイケル・ローレンゼン投手を獲得。一旦は契約満了となっていた守護神のライセル・イグレシアス投手とも再契約を結んだ。

 さらにヤンキースからアンドリュー・ベラスケス内野手をウエーバーで、トレードでタイラー・ウェイド内野手を獲得。ボリンジャー氏は今後について、投手をターゲットにする可能性がある一方で「遊撃手をどうするかについて判断する必要がある」と指摘。カルロス・コレアやトレバー・ストーリーという大物遊撃手が移籍市場に残っていることに触れた。

 また、再契約の可能性ある選手としてスティーブ・シーシェク投手を挙げた。救援のシーシェクは昨季74試合に登板し、68回1/3を投げて防御率3.42。「手堅い活躍をした」と評している。また、投手補強のために有望株をトレードで放出する可能性にも言及。球団の有望株3番手に挙げられている22歳のジョーディン・アダムス外野手が「候補になるかもしれない」としている。

 2014年を最後にプレーオフから遠ざかるエンゼルス。更なる補強に着手するのか、今後の動きが注目される。

(Full-Count編集部)

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