菊池雄星の新天地はどんな球団? 2人の100億円超え右腕ら豪華ローテ、WS制覇予想も

マリナーズからFAとなっていた菊池雄星【写真:AP】
マリナーズからFAとなっていた菊池雄星【写真:AP】

3年42億円でブルージェイズと契約合意と米報道、先発5番手予想

 マリナーズからFAとなっていた菊池雄星投手が12日(日本時間13日)、ブルージェイズと3年3600万ドル(約42億円)で契約合意に達したと米メディアが一斉に報じた。菊池が新たに加わるブルージェイズはどんなチームなのか、基本情報から今季の戦力まで詳しく見ていきたい。

 ア・リーグ東地区に所属するブルージェイズは、現在メジャー30球団の中で唯一米国外のカナダ・トロントに本拠地を置く球団だ。昨季は同地区4位ながら、勝率.562。最後までポストシーズン争いを繰り広げた。過去にレッズとナショナルズでGMを務め、現在は米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でアナリストを務めるジム・ボウデン氏は、今季のワールドシリーズ覇者に予想。2020年代の“顔”になるチームとして推すなど、期待値が高いチームだ。

 昨季サイ・ヤング賞に輝いたロビー・レイ投手、14勝を挙げたスティーブン・マッツ投手の両左腕がFAで流出したものの、ブルージェイズの先発投手陣は充実している。昨季ジャイアンツで14勝を挙げ、FAになっていたケビン・ガウスマン投手を5年1億1000万ドル(約125億円)で獲得。昨季途中にトレードで獲得し、7年1億3100万ドル(約154億円)の契約延長を結んだホセ・べリオス投手、4年8000万ドル(約94億円)契約の3年目となる柳賢振投手に加え、昨季ルーキーながら9勝2敗、防御率3.22の好成績を残したアレク・マノア投手には更なる飛躍が期待されている。「ジ・アスレチック」など多くの米メディアは菊池が先発5番手に収まると予想している。

 打線は昨季両リーグトップとなる262本塁打、OPS.796を記録するなど強力だ。筆頭は昨季エンゼルス・大谷翔平投手とMVP争いを繰り広げたブラディミール・ゲレーロJr.内野手。両リーグトップタイの48本塁打を放つなど主要な打撃部門のほとんどでトップクラスの成績を残した。さらに32本塁打のテオスカー・ヘルナンデス外野手、29本塁打のボー・ビシェット内野手ら20発超の打者が6人も在籍する。

 懸念材料は昨季ア・リーグMVP投票で3位に入り、FAでレンジャーズに移籍したマーカス・セミエン内野手の穴をどう埋めるか。また、昨季怪我に苦しめられたブルペン陣を強化できるかどうか。今後の補強の優先事項となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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