トラウトは「中堅を守る」 コンバート案で球団首脳と会談、マドン監督が明言

キャンプインで取材に応じたエンゼルスのマイク・トラウト【写真:盆子原浩二】
キャンプインで取材に応じたエンゼルスのマイク・トラウト【写真:盆子原浩二】

トラウトはキャンプ初日前にマドン監督、ミナシアンGMと会談「中堅手を楽しんでいる」

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手はキャンプ初日となった14日(日本時間15日)、アリゾナ州テンピの球団施設で報道陣の取材に応じた。前日13日(同14日)にはジョー・マドン監督が不動の中堅からコンバートさせる可能性を示唆。トラウトは「僕は考えもしなかった。中堅手としてプレーすることを楽しんでいるから」と話した。

 トラウトは2014年から不動の中堅手で、中堅以外のポジションに就いたのは2013年に左翼で47試合出場したのが最後だ。この日は練習前にマドン監督、ミナシアンGMと会談。「まだ契約が9年残っている。だから将来的に右翼か左翼に移る可能性はある。右翼か左翼を守れば、負担も少ないと彼らは話している。彼らには僕が162試合出場できるようにという考えがある。いい話し合いだったよ。今朝話をしたんだ」と話した。

 昨季は5月に右ふくらはぎの張りで離脱。若手のマーシュが存在感を発揮した。今後も中堅手としてプレーすることになったかと問われた主砲は「分からないよ。ラインナップを決めるのは彼(マドン監督)だからね。僕らには素晴らしい外野手がたくさんいるからね。若手の期待の選手たちさ」と話した。

 マドン監督はトラウトとの会談について、「今、非常にいい状態だと感じている。減量もした。ロックアウト期間中に我々は話をできなかった。彼は中堅を守る。そういうことだ」と話した。「実際驚いたよ。いい話を今日できたし、今はお互い同じような考えを持っている」とトラウト。まずは中堅手として準備を進めていくことになりそうだ。

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