鈴木誠也がカブスと5年100億円超の超大型契約で合意 米複数メディアが報道

カブスとの契約合意が報じられた鈴木誠也【写真:荒川祐史】
カブスとの契約合意が報じられた鈴木誠也【写真:荒川祐史】

ロックアウトの影響で移籍交渉中断も、11日の再開から短期間で決定

 メジャーリーグ移籍を目指し、広島がポスティングを申請していた鈴木誠也外野手がカブスと契約合意したと米メディア「ジ・アスレチック」など複数の米メディアが報じた。米国の報道によると、5年契約で総額8500万ドル(約100億5000万円)の大型契約になるという。

「ジ・アスレチック」は「カブスが日本の外野手、セイヤ・スズキと5年、8500万ドルで合意し、身体検査を残していると、関係者がアスレチックに認めた」と伝えている。

 昨季132試合に出場し打率.317で2度目の首位打者、さらに自己最多の38本塁打を記録した鈴木はメジャーリーグ移籍を目指し、広島がポスティングシステムの利用を申請。昨年11月21日(同22日)に、全30球団に対して交渉可能な選手として公示されていた。ロックアウト前には、代理人のジョエル・ウルフ氏がオンライン会見で「9球団超が興味を示している」と明らかにしていた。

 メジャーリーグは新労使協定の更新がまとまらず、昨年12月からロックアウトが続いていた影響で、鈴木の移籍交渉も中断されていた。しかし、10日(同11日)にメジャーリーグ機構と選手会が合意に達し、移籍市場が再開されてから短期間での新天地決定となった。

(Full-Count編集部)

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