鈴木誠也、カブスでも右翼手 GG賞5度の名手が中堅へ転向「準備は整っている」

カブスとの契約合意が報じられた鈴木誠也【写真:荒川祐史】
カブスとの契約合意が報じられた鈴木誠也【写真:荒川祐史】

右翼手ヘイワードが定位置を譲る意向「中堅にシフトした経験がある」

 広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手がカブスと契約合意したと米複数メディアが伝えている。新天地の受け入れ態勢も整っているようだ。ジェイソン・ヘイワード外野手は慣れ親しんだ右翼から中堅へのポジション転向を視野に入れているという。MLB公式サイトが伝えている。

 32歳のヘイワードはゴールドグラブ賞に5度輝いた名手。2019年には強打者カステヤノス(現在レッズFA)が途中加入したために中堅で84試合出場したが、ここ2年間は右翼でプレーしている。今回も鈴木に右翼を譲る考えだ。「今季を迎えるにあたり、その準備は整っている。誰かを獲得するかどうかは知らずともね。右翼手を獲得するとなると、僕が中堅に守備位置をシフトした経験があるということはいいことだと思う」とコンバートを受け入れる方針だ。

 ベテランのヘイワードについて、デビッド・ロス監督は「働き者だからね。準備もすでに行っている。話をして、同じ考えをもっていることで私も少し気が楽だ」と話した。「みんなの力が必要だ。40人ロースター全体からのね。球団内で競争が生まれることはいいことだよ」とヘイワード。鈴木は慣れ親しんだポジションでメジャー1年目を迎えることとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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