開幕投手が続々“最終登板”も明暗分かれる 巨人菅野が3被弾、中日大野雄は3回0封

ソフトバンク・千賀滉大、巨人・菅野智之、中日・大野雄大(左から)【写真:福谷佑介、荒川祐史】
ソフトバンク・千賀滉大、巨人・菅野智之、中日・大野雄大(左から)【写真:福谷佑介、荒川祐史】

菅野と投げ合う中日・大野雄は3回を3安打無失点

 ペナントレース開幕まで1週間となった25日、各地のオープン戦で開幕投手たちが続々と“登板”。最終調整のマウンドとなる中、明暗が分かれた。ロッテの佐々木朗との投げ合いとなった巨人の菅野は、初回から2イニング連続で被弾。5回にも藤原にソロを浴び、5回5安打4失点と課題を残した。

 中日の大野雄は3回を投げて3安打無失点と上々の仕上がり。投げ合った楽天の則本も、6回に併殺の間に1失点を喫したのみ。6回2/3を5安打1失点とこちらも頼もしい姿を見せた。西武の高橋は、ヤクルトを相手に6回を5安打1失点。オープン戦では3試合に登板して計15イニングを投げ、防御率1.80と上々の結果で大役に臨む。

 ソフトバンクの千賀は、6安打を許しながらも7回を8奪三振無四球で1失点と十分な内容。一方、投げ合った広島の大瀬良は、3回に三森に2ランを被弾。続く4回も2失点を喫し、6回を投げ7安打4失点だった。

 DeNAの東は、7回を5安打7奪三振で1失点と盤石ぶりを披露。オリックスの山本は、3回まで無安打投球。5回2/3を5安打6奪三振1失点にまとめた。阪神は、藤浪がこの日5回4安打6奪三振の2失点だった。泣いても笑ってもあと1週間。エースたちが迎えるマウンドに注目が集まる。

【結果一覧】菅野は3被弾、大瀬良は4失点…開幕投手たちの“最終登板”の成績

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