大谷翔平、OP戦初戦で今季初安打 通算44勝ベテランから適時打で2年連続MVPへ好発進

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で先発出場

■エンゼルス 12ー5 Dバックス(オープン戦・日本時間20日・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、ダイヤモンドバックスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2回の第2打席で今季初安打となる左前適時打を放った。3回の打席で代打を送られ退き、2打数1安打1打点。試合はエンゼルス打線が爆発。19安打で大量12点を奪い、オープン戦2試合目で初勝利を挙げた。

 メジャー5年目へ上々の仕上がりだ。チームが2-1と逆転した直後の2回二死三塁、大谷はメジャー通算44勝右腕・ストレイリーと対戦、左前にの適時打を落とし3点目を叩き出した。オフに韓国プロ野球・ロッテからマイナー契約で米球界に復帰したベテランの速球をはじき返した。オープン戦初戦での安打は、3打数2安打だった昨年に続いて2年連続だ。

 直後には「3番・中堅」で先発したマイク・トラウト外野手も左前打し、久々の“トラウタニ”競演となった。

 昨季のオープン戦では15試合出場し、打率.548、5本塁打、8打点をマーク。開幕前から万全の仕上がりを見せていた。21日(同22日)の本拠地・ロイヤルズ戦では今季初の実戦登板に臨む。4月7日(同8日)のアストロズとの開幕戦で渡米後初の開幕投手を務めると期待されるMVP男が、今年も好発進だ。

【実際のヒットを見る】大谷は今春2打席目で逆方向への初安打を運んだ

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